自動車を図柄入りナンバーにする方法は?


地域ごとに特色あるナンバーを取り付けられる「図柄入りナンバー」。

これから自動車を図柄入りナンバーにしたいという人の中には、詳しい手続き方法を調べているという人もいるでしょう。

自動車のナンバーは専門家に頼むことなく個人でも手続きが可能ですが、慣れていないと手続きがかなり複雑です。

ここでは、自動車を図柄入りナンバーにする方法について初心者にもわかりやすく解説していきます。

自動車の図柄入りナンバーとは?

自動車の図柄入りナンバーとは、名前の通り「図柄の入った車のナンバープレート」のことを指します。

数年前にはオリンピックナンバーが流行ったことを覚えているという方も多いでしょう。

2024年現在では、全国でフラワーモチーフの図柄入りナンバーが交付されるようになりました。

また通称「ご当地ナンバー」と呼ばれる、地方版図柄入りナンバーなども交付されています。

現在は図柄のないナンバープレートが付いているという方でも、正しく手続きを行うことで個人でも図柄入りナンバーにすることが可能です。

なお、交付可能な図柄入りナンバープレートの種類は以下の通りです。

・自家用(白ナンバー)の登録自動車

・事業用(緑ナンバー)の登録自動車

・自家用の軽自動車

なお、事業用の軽自動車や二輪車は図柄入りナンバーの対象外となっております。

また図柄入りナンバーは字光式には対応していません。

図柄入りナンバーの中には、カラーかモノクロかを選べるものあります。

1000円以上の寄付をすることでモノクロからカラーへのグレードアップなどが可能です。

ちなみに寄付金は「カーボンニュートラルの推進」「バリアフリー化地域交通の確保」「先端技術の推進」「観光地の環境整備」などに活用されます。

また「ご当地ナンバー」と呼ばれる地方図柄入りナンバーに関しては、モノクロ版はほとんど見ることがなく、ほぼカラーの図柄入りナンバーとなっているようです。

自動車を図柄入りナンバーにする手続きの流れ

自動車のナンバーを図柄入りナンバーに変更する場合には、ネット申し込みか窓口申し込みのどちらかを選んで手続きができます。

ただしネット申し込みを選んだ場合でも、新しい図柄入りナンバーを送ってもらうことはできませんので、交付のタイミングでは予約窓口まで交付を受けにいかなければなりません。

自動車の図柄入りナンバーのネット申し込みとは、あくまでも申し込みのみがネットで手続きできるというサービスになっています。

図柄入りナンバーの交付に行く時間がない!そんな時は行政書士に手続きをマルっとお任せください!東京都豊島区・北区/さいたま市大宮区・浦和区にご対応

自動車の図柄入りナンバーをネット申し込みする手続き方法

自動車の図柄入りナンバーをネット申し込みで手続きする方法を紹介していきます。

図柄入りナンバーのネット申し込み方法は以下の通りです。

  • 希望番号・図柄ナンバープレート申込サービスサイトにアクセスする
  • サイトの指示に従い、「新規申込」から必要事項を入力していく
  • 申し込みが完了すると、「申込完了メール」が届くので確認する
  • 届いたメールの案内に従い、交付手数料と(必要であれば)寄付金の支払いを行う
  • 支払い手続きが完了すると「入金確認メール」が届くので確認する
  • メールの指示に従って、交付申請書をダウンロードして印刷する
  • 交付申請書を持って窓口へ行く
  • 窓口でナンバープレート交付を受ける

自動車の図柄入りナンバーを窓口申し込みする手続き方法

自動車の図柄入りナンバーを窓口で申し込みする手続き方法は以下の通りです。

  • 予約センターにて交換申請書を作成する
  • 運輸支局(または軽自動車検査協会)窓口にて交換申請書を提出する
  • 運輸支局などが申請書に承認印を押印後返付するので受け取る
  • 再び予約センターに行き窓口で申し込みを行う
  • 交付手数料や必要であれば寄付金の支払いを済ませて申し込み完了
  • 申し込み完了後から10営業日後から1ヶ月間、図柄入りナンバーの受け取りが可能になるので、期間内に新しいナンバープレートの交付を受ける

自動車の図柄入りナンバーは自分で取り付け・取り外しを完了できない

図柄入りナンバーの交付には、現在ついているナンバープレートを取り外して、新たに図柄入りナンバーを取り付ける必要があります。

しかし自動車のナンバープレートを交換する際には、封印を破き、新たに取り付けた図柄入りナンバーに封印をしてもらうという作業が必要になってくるでしょう。

元のナンバープレートは陸運支局に返納する必要がありますが、陸運支局にてプレートを外す際には封印の破き方を教えてもらったりドライバーを借りるなどの手続きが発生します。

そして図柄入りナンバーを交付されるとナンバープレートを取り付けるためのビスなども一緒に渡されますが、ビスで取り付けが完了した後には、図柄ナンバーに新たに封印をしてもらう必要もあるでしょう。

自動車に関してはこの「封印」という作業を行う必要があるので、自動車を図柄入りナンバーに交換する際の交付には車ごと行く必要があります。

軽自動車に関しては「封印」の手続きがありませんので、ナンバープレートだけを外して持って行って新たな図柄入りナンバーを受け取り、自宅に帰ってから自分で取り付けるということも可能です。

「正直、手続きがめんどくさい…。」そんな方は行政書士に手続きをお任せください!東京都豊島区・北区/さいたま市大宮区・浦和区にご対応

自動車の図柄入りナンバー交付のための必要書類は?

自動車の図柄入りナンバーの交付を受けるためには、申請書以外にも車検証の準備が必要になります。

またナンバー自体を変更する場合には、自動車税申告書など他の書類も必要になってくるでしょう。

ナンバーの変更も含めてナンバープレートを交換したいのか、ナンバーはそのままでナンバープレートを交換したいのかによっても必要書類が変わります。

そしてローンを組んでいる場合などで、自動車の所有者が異なる場合には委任状などが必要になることもありますので、事前に必要書類を確認して窓口に行くようにしてください。

自動車の図柄入りナンバーにかかる費用は?

自動車の図柄入りナンバー手続きでかかる費用についてですが「交付手数料+(必要あれば)寄付金」となります。

自動車の図柄入りナンバーの交付手数料は、地域によっても違いがありますが大体7,000円台〜10,000円台くらいが相場となっており、平均すると8000円前後の費用がかかるところが多いようです。

また花柄ナンバーのカラー版を希望される方は、1000円以上の寄付も必要になりますので、あらかじめ支払う費用として考慮しておきましょう。

自動車を図柄入りナンバーにする方法 まとめ

今回は自動車を図柄入りナンバーにする方法について、詳しく解説してきました。

図柄入りナンバーはお住まいの地域によってもデザインが異なりますので、お住まいの地域のデザインをまずはチェックしてみるのもおすすめです。

個人でも手続きができる図柄入りナンバーですが、手続きが難しいと感じる方はご自身のお住まいの地域に対応している行政書士に手続きを代行してみるのもおすすめです。


PAGE TOP