車庫証明をさいたま市で取る流れを詳しく解説


車を購入した・譲り受けた・車の所有者が引っ越しをした際などに必要になる手続きの1つに、「車庫証明」の取得があります。

さいたま市にお住まいの方がご自身で車庫証明の手続きを行うのであれば、手続きの流れを事前にしっかり確認していくことが重要です。

今回は、さいたま市で車庫証明を取得する際の流れについて詳しく解説します。

これを読めば手続きの全体像がつかめ、スムーズに進めることができるはずです。

では、早速見ていきましょう!

車庫証明はさいたま市では必要なのか?

さいたま市に住所がある方で現在車を持っている方や、これから車を持とうとする方であれば車庫証明が必要です。

車庫証明を取得するには車を保管する場所があることを証明するための書類を、さいたま市の警察署に提出する必要があります。

車庫証明は個人の方でも自分で行える手続きにはなっていますが手続きがとても複雑です。

スムーズに手続きを完了させるためにも、しっかり申請から交付までの流れを確認しておきましょう。

さいたま市で車庫証明が必要な車は?

さいたま市で定められている「車」の種類に関しては、以下が該当します。

  • 普通自動車(軽自動車を除く)
  • 軽自動車

普通自動車の場合は「自動車保管場所証明書」、軽自動車の場合は「自動車保管場所届出書」を取得する必要があります。

なお、二輪車に関しては車庫証明を取得する必要はありません。

車庫証明をさいたま市で取得する方法

さいたま市で車庫証明を取得する場合には、以下のような流れで行っていきます。

  • 必要書類の準備
  • 書類を管轄の警察署に提出
  • 料金の支払い
  • 交付された車庫証明の受け取り

このように、さいたま市にて車庫証明を取得するためには、「書類の提出」と「車庫証明の受け取り」を2回に分けて、それぞれ管轄の警察署を訪れる必要があります。(OSSを利用してのオンライン申請を除く)

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それでは、それぞれの流れについて詳しくみていきましょう。

さいたま市で車庫証明を取得する方法 必要書類の準備

さいたま市で車庫証明を取得するために、まずは書類の準備をしっかりと行なっていきましょう。

申請時に書類が足りなかったり書類に不備があったりすると申請ができなくなりますので、時間に余裕を持って準備することが大切です。

また、普通車の場合と軽自動車の場合で若干準備する書類が変わってきますので、こちらも事前にしっかりチェックしておきましょう。

普通車の場合(車庫証明)

  • 自動車保管場所証明申請書 2通及び保管場所標章交付申請書 2通(4枚1組セット)
  • 自認書(自分の土地を利用する場合)または使用承諾証明書(自分の土地ではない場所を利用する場合)
  • 所在地図及び車庫配置図 1通

軽自動車の場合

  • 自動車保管場所届出書(3枚綴り)
  • 自認書(自分の土地を利用する場合)または使用承諾証明書(自分の土地ではない場所を利用する場合)
  • 保管場所の所在図・配置図

さいたま市で車庫証明を取得する方法 書類を管轄の警察署に提出

さいたま市で車庫証明を提出するための必要書類が揃ったら、書類を管轄の警察署に提出しにいきます。

なお、さいたま市の車庫証明は郵送・FAXなどでの申請は受け付けていません。(OSSによるオンライン申請も、車庫証明単体での申請はできません。)

さいたま市で車庫証明単体で申請をするなら、管轄の警察署に行く必要があるでしょう。

なお、管轄の警察署はお住まいのさいたま市の住所によっても提出先が異なります。

以下の一覧で、自分の住所から管轄の警察署を確認した上で、申請書類を提出するようにしましょう。

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1.浦和警察署

管轄地域:

さいたま市浦和区(上木崎1丁目を除く)・さいたま市南区

2.浦和東警察署

管轄地域:

さいたま市緑区

3.浦和西警察署

管轄地域:

さいたま市中央区(大字上落合、新都心を除く)・さいたま市桜区・さいたま市浦和区(上木崎1丁目)

4.大宮警察署

管轄地域:

さいたま市北区・さいたま市大宮区(上小町、櫛引町1丁目、三橋1~4丁目を除く)・さいたま市中央区(大字上落合、新都心)

5.大宮東警察署

管轄地域:

さいたま市見沼区

6.大宮西警察署

管轄地域:

さいたま市西区、さいたま市大宮区(上小町、櫛引町1丁目、三橋1~4丁目)

車庫証明申請の際にはさいたま市の警察署で申請料金の支払いも必要

管轄の警察署で車庫証明申請を行う際に、さいたま市では以下料金の支払いも必要になります。

・申請手数料…2,100円

また車庫証明の交付が決定すると、交付された車庫証明の受け取りの際に以下の料金も発生します。

・標章交付手数料…500円

「申請手数料」は申請日に、「標章交付手数料」は車庫証明受取日にそれぞれ必要になりますので注意してください。

また、さいたま市ではキャッシュレス化に伴い、令和6年1月以降は収入印紙が必要になるような手数料を支払う際には現金での支払いができなくなりました。(収入印紙が不要であれば現金での支払いもできます。)

キャッシュレス対応している決済方法は、クレジットカード(VISA・Master)・電子マネー(Suicaなど)・コード決済(Paypayなど)があり、詳しくは埼玉県警のHPにて確認できます。

車庫証明と共に収入印紙が必要になるような手数料を支払う際には決済方法に注意してください。

さいたま市で車庫証明を取得する方法 交付された車庫証明の受け取り

さいたま市では、車庫証明の申請から交付まで最短でも平日中2日を要します。

車庫証明が交付されたら、車庫証明を受け取りに再び管轄の警察署にいきましょう。

なお交付された車庫証明の郵送は、さいたま市の警察署では対応していません。

また交付日には、手数料500円の支払いも発生します。

申請日にも手数料を支払っていますが、交付日にも別の手数料が必要になるので忘れないようにしましょう。

さいたま市での車庫証明の取得には、平日2回警察署に行く必要がある

さいたま市で車庫証明のみを取得するためには、平日の警察署が開いている時間帯に2回ほど出向く必要があります。

なおさいたま市の警察署で、車庫証明の取り扱い時間は以下の通りです。

月曜日から金曜日(祝祭日および12月29日から1月3日を除く。)

午前:9時00分から12時

午後:1時から4時15分

土日祝日は車庫証明の申請・交付手続きに対応していません。

平日の日中のみしか申請・交付を受け付けていませんので、お仕事をしている人の場合には有給などをとって手続きをしてもらう必要があります。

また職場のお昼休憩の間に申請手続きを済ませたいという方でも、昼の12時から1時は申請手続きに対応していません。

平日の決められた時間に申請や交付を行うのが難しければ、行政書士に申請の代行を頼んで車庫証明の手続きを行うのもおすすめです。

平日休みが取れない・警察署に行く時間がないという人は、是非行政書士に手続きをお任せください。

行政書士による車庫証明手続き代行サービス詳しくはこちら(浦和区・大宮区にご対応)

車庫証明をさいたま市で取る流れ まとめ

今回は、さいたま市にお住まいの方が車庫証明を取得する手続きの流れについて解説してきました。

さいたま市で車庫証明のみを取得するのであれば、申請手続きと交付のために少なくとも2回は管轄の警察署に出向く必要があります。

必要書類に不備などがあると、手続きがスムーズに行えませんので事前にしっかりと準備を行い申請手続きを行ってください。


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